イオンクレジットサービス(イオン銀行、コスモオーパスカード)について

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イオンクレジットサービス(コスモオーパスカード)

イオンクレジットサービスの状況

イオングループは財務状態も良いので、過払い金請求では裁判をすることに問題がなければほぼ満額回収できます。平成25年4月1日に、従来のイオンクレジットサービス(旧イオンクレジットサービス)が、旧イオン銀行と経営統合をし、同日、完全子会社として新イオン銀行と新イオンクレジットサービスとが会社分割により設立となりました。従来からのカード会員の方はイオン銀行がクレジットカード契約を承継していますが、旧イオンクレジットの時の借り入れで、過払い金が発生しているときは新イオンクレジットサービスが引き受けることとなりました。

この会社分割によって、一つのカード契約を分割時点で二つに分けたことになります。そのため、取引履歴も旧イオンクレジットの明細とイオン銀行の明細とに分かれて送られてきます。過払い金請求では、新イオンクレジットの対応は数パターンあります。
①旧イオンクレジットの過払い金のみ請求する場合(イオン銀行での借入金と充当計算をしたら過払い金が大幅に減額となる場合もあります)
→イオン銀行に債務があっても信用情報に影響しないことから、クレジットカードの使用に問題なし。ショッピングの立替金債務があっても、相殺を希望しなければ信用情報も問題なし。
②旧イオンクレジットの過払い金とイオン銀行の完済済み借入金を一連充当計算。
→イオンクレジットは充当計算を認めない立場のため、裁判での解決しかありません。ショッピングの債務がある場合、相殺の主張をされるおそれがあります。
③債務整理の場合、イオンの主張では、イオン銀行の残債務を新イオンクレジットが代位弁済を行い、旧イオンクレジットの過払い金とイオン銀行の債務を相殺となります。一連充当計算を認めないことから、過払い金が発生していても大幅減となります。一連充当か相殺かで過払い金額は倍以上の差が発生します。一連充当で過払い金請求をするためには、会社分割でもカード契約は1本であることを主張して提訴することになります。
残念ながら、平成30年現在、判決のためには地方裁判所に移送することになるため、相殺した場合の金額に少しプラスしての和解となります。

イオンクレジットに過払い金請求ができる方

・平成19年以前からイオンクレジットと取引をされてきた方。
・イオンクレジットの金利が25.6%など利息制限法以上であった方、その後、18%以下になっても払ってこられた方。
・コスモ オーパスワンカードは、イオンのカードですので、イオンクレジットに完済していて過払い金がある場合でもコスモカードをお持ちならば、一旦、過払い金調査で送る必要があります。
・将来利息をカットして約定残元金の分割払いの示談をされた方。
・残元金の放棄を受けた方も和解時点で過払いとなっている可能性がありますので、一度ご相談ください。
・最終取引日から10年以内に過払い金請求をしないと時効となりますので、お早目に手続きをご依頼ください。

過払い金調査・過払い金請求のご依頼
手続きのご依頼されるには、請求書などは必要ありません。ご印鑑と本人確認書類があればご依頼可能です。なお、ご住所を引越しされている場合、以前のご住所もお聞きしています。過払い金の調査は無料で行っていますので、取引履歴を取得し、時効や利息制限法内での貸し付けで請求できない場合は、一切費用がかかりません。

取引履歴の開示

司法書士三宅総合事務所の過払い金の無料調査で、イオンクレジットサービスに過払い金調査の通知を送ってから、イオン銀行と旧イオンクレジットサービスの取引履歴が送られてくるまで2ヶ月ほどかかっていましたが、平成30年4月からは1ヶ月で送られてきています。
取引履歴は、引き直し計算をしていますが、過払い金の利息を計算していないため、こちらが計算をすると10万円単位で変わってくることがあります。特に取引の年数が長い方は、利息分だけで手続き費用を払ってもまだ、プラスになる方が多いです(そのためご本人が取引履歴を請求された方でも一度、ご相談いただけたらと思います。)。
一旦、取引が完済していて分断がある場合でも一連計算で取引明細書を開示してきます。

過払い金請求のメリット

返済中の方もイオンクレジットに過払い金請求をすることで、借金生活に解決への道筋をつけることができます。完済後場合は、信用情報機関に掲載されることな無く、苦労が報われます。イオンクレジットでは、キャッシングを完済していたらそのままカードを使えます。
 

過払い金請求

司法書士三宅総合事務所で過払い金請求をしましても任意での和解では、過払い元金の7割にしかなりません。そのような金額では和解できないため裁判での回収となります。裁判をしても通常は、主張もなく最初は8割の提案がありますが、最終的には端数カットで過払い利息込みで98~99%程度となり、4ヶ月後の入金で和解しています。通知を送付してから入金まで8ヶ月程度かかります。
 

裁判の委任状にご署名

140万円までの請求であれば通常は訴訟をして回収していますので、裁判の委任状にご署名いただいています。裁判をしない場合、金額も減らされてしまうためです。140万円を超える場合には、地方裁判所での扱いとなることからご本人の事情により、裁判をしないことになれば任意での回収となります。提訴をした場合、2ヶ月程度で和解が成立し、3ヶ月で入金となります。

カードの契約内容にご注意

ただし、ライフカードの主張で見られた程度の主張が出てくることもあります。カード会員であることは、借り入れをすることができる地位にあるだけで、基本契約を締結していないという主張です。
イオンでは、クレジットカード契約の約款、25条以下でキャッシングサービス条項を定めていますが、金銭消費貸借の基本的な約定を示したに過ぎず、当然借り入れを予定しているとは言えないことから、基本契約を締結したとは言えず、各貸し付けは、借り入れ1回ごとに個別の貸付契約があるだけであり、基本契約がないことから過払い金の充当合意もなく、過払い金発生と同時に時効も進行すると主張してきます。

この訴訟では、平成19年7月19日最判の借り入れ、返済を長年にわたり反復継続してきたため、事実上1個の連続した貸付取引であることを主張したうえで、第1回期日後に、4ヶ月後の入金ということで過払い利息込みの99%で和解できました。
分断の取引があれば、当然ながらその後の取引だけで引き直し計算の主張がされます。分断期間は、年数によって判断が分かれますが、一連取引と主張します。1年半の分断があった事案がありましたが、1回目の期日後に連絡があり、端数カットで利息込みの98%で和解できました。

また完済後の過払い金請求で、ショッピングの残債務がありましたが、取引の継続を希望されていたのと、過払い金で他社の多額の債務を減らす必要があったため、相殺の抗弁を主張しないようにあらかじめ話しをつけておけるので、この点は融通が利く会社でもあります。

過払い金請求でのデメリット

他のクレジット会社と異なり、完済後であれば上記の通り、クレジットカードの使用を継続しながら過払い金請求ができます。完済後であってもカードが使えなくなりますと掲載している大手事務所もありますが、問題なく使用できます。
一方、イオン銀行に返済中の方がイオン銀行の取引も一連充当で過払い金請求をした場合には、和解成立まで信用情報機構に掲載され、カードも使えなくなります。

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