離婚調停と仮差押え
2017/11/08
婚姻費用の請求の調停申立て事件で調停不調に終わり、調停から審判に移行しました。
相手方から即時抗告も出されましたが、却下で終わり、給料の差し押さえまですることになりました。
審判では1年以上前からの婚姻費用が出ていたために、未払い分で130万円もの金額になっていました。
相手方からは、和解で終わるように提案がありましたが、奥さんの方としては散々、時間がかかったうえでのことなので和解できないとのことで、手続きを進めることになりました。
申し立てをして早々に差押命令も出て、毎月給料から天引きとなりました。
給料の差押えがあったことで、会社側は本人に退職を迫ったため、夫は、12月末で会社を退職するとの連絡が会社から当職宛に連絡が入りました。
離婚調停の申立と一緒に仮差押命令の申立てをすることになりました。
作成依頼を受けて、調停申し立てと一緒に退職金の4分の1について仮差押え命令の申し立ても行い、2日ほどで保全命令を得ました。
反省点としては供託金を預かっていたら、もう一日、早く命令を出してもらえたことです。
退職日の数日前に会社宛に命令が送達され、なんとか確保できました。
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司法書士 三宅総合事務所
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