ＳＭＢＣファイナンスサービスの過払い金請求

閲覧ありがとうございます。兵庫県川西市の司法書士三宅総合事務所です。

「過払い金無料診断」で有名な東京の事務所がありますが、当事務所では、過払い金無料調査として業務をしています。「診断」というのが、ご本人様からお話しをお聞きされて、15分ほどお時間下さいとのことで、折り返し、お電話があるというものです。根拠的なことはほとんど無いというべきです。

お話しをお聞きすれば、当職も過払い金がどれくらいあるかは、どの程度お聞きできるかですが、借入、返済の状況を詳しく（たとえば、平成18年から50万円を借りて毎月、返済、借入れをしていて平成28年に50万円を一括完済したなど）お聞きできれば、通常、即答です。このケースで言えば、70~80万円が過払い金のおよその額です。これが平成16年から借りておられたら、平成26年までの期間としては同じ10年間でも120万円などになります。これは平成21年頃には通常、金利引き下げをしているため、7～10％ほど引き下げた分、過払い金も減るということです。

しかしながら、途中で完済して、数年空いてまた借りられたような分断ケースも多いことから、そのようなケースでは、消費者金融では、時効を主張されることも多く、過払い金が10万円にしかなりませんでしたとか敗訴して、０でしたということにもなりかねません。

根拠を明示できないことで、司法書士として、宣伝広告を行うことには抵抗があるため、当事務所では、きっちり調査をしたうえでの、ご回答としています。

令和5年９月は遠方の方がお二人、ＳＭＢＣファイナンスサービスに過払い金請求がありましたので、名古屋簡易裁判所に原告共同訴訟で提訴しました。

兵庫の方では、ＳＭＢＣファイナンスサービスに兵庫の裁判所で合計で580万円の過払い金請求を提訴しました。

うち1件は、平成24年9月27日に完済されたことで、時効完成10日前の受任となりました。

受任通知と別に民法150条の時効中断の催告書も送付しました。令和4年9月21日付配達証明書も証拠書類として添付して提訴をしました。

ご本人自身も10年で時効とのご認識があったことから、時効直前でもお越しいただいたのが幸いでした。

過払い金の利息だけで、98万円にもなることから、時効になっていたら大変なことになっていました。完済記録も置いていていただいたことが時効消滅を免れました。

この件は、後日、1万数千円のカットだけで、第1回期日の2週間も前に合意ができました。

被告の担当者の方から、平成24年9月21日にカード解約されていましたが、ここまで（催告書の配達も解約からちょうど、10年目の令和4年9月21日）されたら言うこと無いということで、よろこんでお支払いしますとのことでした。

仮に、令和4年9月22日に時効中断の催告書が配達になっていれば、カード解約から10年経過しましたとのことで、最終回のご返済額のみしか和解できなかったことになりますので、裁判の印紙代も出なかったことになります。この場合は、判決を求めることになりますので、最低、3回はご本人様に裁判所に出廷していただくことになったものと思います。

SMBCファイナンスサービス（セディナ）は、旧OMC分では28.8％の高金利を取っていましたが、お借入れされていても、消費者金融と違ってあまり気にされずに借入が長期になる方が多く、過払い金も高額になります。

SMBCファイナンスサービス（セディナ）でお借入れをされていたら、過払い金調査も無料の司法書士三宅総合事務所にご相談下さい。

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