三井住友カード(SMBCファイナンスサービス・セディナ)の過払い金請求のメリット・デメリット
2023/01/04
閲覧ありがとうございます。兵庫県川西市の司法書士三宅総合事務所です。
SMBCファイナンスサービス(セディナ)の過払い金請求のメリット・デメリットについて、述べたいと思います。
メリット1 過払い金の額が高額
旧OMCでは、28.8%の高金利で貸し付けをしていたことから、過払い金も高額になる方が多いです。当事務所では、平均170万円の過払い金を回収しています。
メリット2 早期回収
提訴をして、利息込みの額の99%を早期に和解ができていますので、他のクレジット会社よりもスムーズな和解です。
デメリット
デメリットとしては、SMBCファイナンスサービスのクレジットカードが使えなくなりますが、他のカードには影響しませんので、デメリットとしては、小さいものと思います。
以下では、SMBCファイナンスサービス(セディナ)で30年以上、お借入れをされている方からのご依頼を踏まえ、過払い金請求ができるかどうか悩んでおられる方のために記載したいと思います。
この方は、30年以上もキャッシングをされてこられましたが、現在も100万円近い債務残高がありました。
途中、何回か完済されたとのことですが、数ヶ月でお借入れをしていましたとのことでした。
数回、完済をしたことから、それから10年以上経っているため、過払い金が時効と思っておられました。
キャッシングの利率が引き下げになる平成19年3月頃に完済されて、金利引き下げ後に再度、借入れをされたことで、取引の分断になり、高金利の時の過払い金がすでに時効になっていると思っておられました。
その後も数回、完済されて、借入れをしていたとのことで、分断になることと100万円近い債務もあることからあきらめていましたとのことでした。
ここで大事な点は、クレジットカード契約が解約されていない限り、取引の分断期間が短期であれば(通常最大3年)、過払い金の充当計算が認められます。仮に4年以上空白期間がある場合でも、減額になる可能性はありますが、過払い金を回収しています。
当事務所では、平成29年にセゾンで7年間の空白期間があるのを提訴しましたが、解決金という形で回収しています。
金利引き下げ後の借入金についても、過払い金と充当計算ができるため、過払い金が時効になることは無く、一連計算で過払い金請求ができます。
この方の履歴の開示は、コンピュータ化前の履歴があることから、開示まで2ヶ月間要しますとのことでしたが、1ヶ月半で開示されました。
SMBCファイナンスサービスの計算では317万円の過払い金でしたが、こちらの計算で平成11年から過払い金が発生しており、過払い額は、569万円でした。
もしかしたらと思われたら、司法書士三宅総合事務所の過払い金専用電話0120-316-855にお電話下さい。
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